五月晴れに恵まれ最高気温27度の真夏日となった新潟で、新潟教区主催(崔俸準教区長)による「文鮮明先生自叙伝心の書写ファミリーフェスティバル 1600人大会」が浅川勇男先生を講師にお招きし、市内の会場に満員の参加者が集った中で開催されました。来賓には現職の市会議員2人、医師ら7人が参席。来賓挨拶した市議は、「世界平和国会議員連合創設大会を呼びかけられた韓鶴子総宰は、まさに真の母と呼ぶにふさわしく、その慧眼と実行力に感服します」などと、真のお母様を会場に詰め掛けた1600人の聴衆に明かししました。 新潟教区では、毎月21日を書写大会開催日と定めて、昨年3月から毎回、浅川勇男先生を講師にお迎えして開催してきました。今回は、真のお母様をお迎えしての新潟県1万人大会開催に向けて、書写伝道に拍車をかける最初の1600人大会となりました。 西は上越市、北は村上市、遠くは佐渡市などの県内から、大型バス7台、マイクロバス3台などに分乗した参加者1600人が、午前9時半の受付開始と同時に入場し会場はあっと言う間に満席に。10時過ぎのオープニングである60人規模の男女混合合唱、中高生の元気なダンスを楽しみました。 まず、「親と長男家族がここ10年もの間、絶縁状態でした。しかし、書写と出合うことにより、お正月には孫と会食も出来ましたし、眼科医の長男とも復縁しつつあります。夫も書写会を楽しみにしており、家族3世代が楽しく暮らせるように、今後も書写を頑張ってまいります」と上越家庭教会の沖田郁子さんが書写による恩恵を証されました。 「書写をとおして家族が幸せになりましょう」との崔俸準教区長の主催者挨拶の後、浅川勇男先生による講演になりました。 演台に立たれた浅川先生は、郷土・新潟出身の作曲家・遠藤實先生の記念館『実唱館』を訪問した時の思い出を語りながら、その実母と奥さんの、極貧生活の中でも遠藤先生を信じ、愛し、支えてきた生活とその生涯を分かりやすく、聴衆に語りかけました。 「生活は極貧。家には屋根はあるが天井はなく、床がなく、地べたにゴザを敷いて家族で寄り添うようにして生活せざるを得なかった家でした。学校でもお米の入っていない弁当からいじめにあうなどと、その生活は実に悲惨極まりありません。しかし、そうした中でも、実のお母さんは、子供の前では決して愚痴をこぼしたことがありませんでした」 「そして、奥さんは、疲れて帰って来た夫である遠藤先生に夕飯として、大根飯を準備せざるを得ませんでした。先生はかっとなり、つい、奥さんを殴ってしまったのです。あー、これで、もう、奥さんは自分を捨ててしまうだろうと、やけになって帰ってみると、奥さんはニコニコとして迎え、何事も無かったかのように振る舞ったのですから、この奥さんに助けられました」などと、遠藤實先生の実の母親と妻の献身的生活ぶりを紹介されました。 「このように、第一の母親は実のお母さん。第二の母親が遠藤先生にはいたのです。それが、この遠藤先生の妻が、第二の母親として遠藤先生を生涯にわたって支えたのです」とお話をされると、会場のあちらこちらから感動の涙を流す場面が見られました。 第一部の講演会が終わると、第二部はファミリー大抽選会に。特賞から7等までの抽選クジを、新潟7家庭教会の責任者らが次々引いていくと当選番号が読み上げられます。すると、会場からは歓声が上がったり、ため息があふれたりという場面が展開されましたが、当選者には温かい拍手がわきあがり、大会は最初から最後まで、喜びの祝福ムードにあふれていました。大会の様子はこちら→
投稿日:2017年5月21日